結婚式の招待状は早めに返信しましょう


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高校時代に一番仲の良かった友人から久しぶりのメールがありました。

その内容は「結婚式が決まったので披露宴に出席して欲しい!」というものです。

突然の結婚報告には驚きましたが、親友の晴れの門出となる結婚式です。出席しないわけにはいきません。
すぐに、お祝いの言葉を添えて「もちろん出席する」とメールを返信しました。

それから暫くして結婚式の招待状が届きました。本来、結婚式の招待状というのは結婚が決まったことの報告と披露宴への出欠を確認するものです。

しかし、すでに出席することをメールで返信をしていたので「結婚式の招待状はあくまで形式的なものだろう。出席の返事は済んでいるから招待状の返信はまだ大丈夫…」なんて思って、届いている招待状そのままにしてしまったのです。

ところが暫くして親友から再びメールが入りました。

「結婚式の招待状を送ったのだけど届いている?」とのこと、すっかり招待状の返信のことを忘れていたのです。
翌日すぐに招待状に同封されていた返信ハガキをポストに投函しました。

それにしても結婚式の準備で何かと忙しい友人に余計な心配をかけたうえに、2人の気持ちに水を差すようなことをしてしまったかもしれないと思い心から反省しました。

自分が友人の立場だったら、たとえ形式上のことでも、すぐに返事をもらうことはやはり嬉しいことです。返事が遅くなればなるほど、料理や引き出物、席次表などで友人に迷惑がかかるかもしれません。

最近では結婚費用を節約するためにも、事前にメールや電話で披露宴の出欠を確認して、出席が決まっている人だけに結婚式の招待状を送るというケースが増えているようです。

だからと言って結婚式の招待状に返信しないのは絶対にしてはいけないマナー違反です。たとえ形式上のものであったとしても、招待状が届いたら出来るだけ早めに返事を出すことが大切です。

結婚式の招待状が届いたら遅くとも2〜3日中に返信するのがマナーです。2人の新しい門出をお祝いする気持ちは出席の返事からもうすでに始まっているのですね。

はじめて結婚式の招待状が届いた時はどのように返信したら良いのが解らないという方も多いと思います。

結婚式の披露宴に出席するにせよ欠席するにせよ、その旨をしっかりと相手に伝えなければなりませんし、何より心のこもったマナーで招待状を贈ってくれた二人の結婚式を祝福することが大切なのです。

すぐに返事のできない時は…


結婚式の招待状が届いたらすぐに開封しましょう。
中には結婚式を控えた二人が用意した心のこもった招待状が入っているのです。

ところが披露宴の日程を確認したら「出席したいのだけど、この日は前から予定が入っているので、調整してみないとすぐには返事ができない」ということがあるかもしれませんね。

しかし、結婚式や披露宴の招待状が届いたら、できるだけ早く返信するのが最初のマナー。

返信が遅くなれば遅くなるほど、相手側に余計な心配をさせたり、結婚式の準備が進まないといった迷惑をかけることになってしまいます。

相手側も招待状を送ってすぐに出席の返事が返ってきたらうれしいものですし、何よりも2人の結婚式を心から祝福したいという気持ちが相手に伝わりますね。

結婚式当日の予定が決められず、すぐに出欠の返事が出来ないときは、まずは電話でその旨を連絡しておいた方がよいでしょう。メールより電話を使って自分の言葉で話した方が気持ちが伝わりますね。

相手もひとまずは安心しますし、結婚式の準備を妨げないで済むはずです。

ただし、このような場合でも、なるべく早く出欠を決めて正式な返事をすることには変わりありませんのでお間違いのないように。

また招待状が届いているにも関わらず「結婚式当日の予定が解からないから、しばらくほっておこう」とか「返信しないでおけば欠席だとわかってくれるだろう」なんて行為は厳禁です。

結婚式という晴れの舞台に招待してくれた2人に失礼の無いよう常に心がけたいものです。

毛筆?ボールペン?返信はがきは何を使って書けばいいの?


結婚式の招待状の返信はがきを書くとき、正式には毛筆または黒インクの万年筆を使います。

これは結婚式の招待状の返信に限らず、ご祝儀袋など冠婚葬祭すべてに共通するマナーでもあります。

しかし最近では普段から毛筆や万年筆を使うことは非常に稀なことです。
なかには「字を書くのが上手ではないので、達筆な人に代筆してもらおう」と考える人もいるかもしれません。

こんな時は黒のボールペンを使いましょう。

使い慣れていない毛筆や万年筆を使って、綺麗な文字が書けないというよりも、普段から使い慣れたボールペンを使って、心をこめて丁寧に書いた方がベターです。

なにより、余計なことに気を回しすぎて招待状の返事が遅くなってしまうことの方が問題です。
こうした理由から最近の結婚式の招待状の返信はがきにはボールペンを使うことが多くなっているようです。

また色は「黒」(または濃紺)を使いましょう。お祝い事だからといって、結婚式の招待状の返信をピンクやオレンジなどカラフルな色を使って書くのはマナー違反になります。

もちろん鉛筆書きも同様です。間違っても不祝儀(おめでたくない事)で使う「グレー」は厳禁となりますので、とくに注意しましょう。

お祝いのメッセージを書き添えましょう。


結婚式の招待状の返信はがきは出欠を伝えるものですが、出席、欠席にかかわらず結婚する二人にお祝いのメッセージを書き添えましょう。

簡単なメッセージでも2人の新しい門出を心からお祝いする気持ちが伝わりますね。

また、欠席の場合は具体的な理由も書き添えておいた方が良いのですが、相手側の気持を損ねないメッセージを送りましょう。

出張や妊娠中という理由であれば問題ありませんが、あきらかに人数合わせのため結婚式に招待されたので欠席する場合や、心から祝福できない結婚式に招待されたので欠席するような場合、本当の理由まで書く必要はありません。「嘘も方便」と言いますが、当たり障りのないメッセージを心がけましょう。

文面には「お祝い事には終止符を打たない」という理由から「、」「。」などの句読点は使用しません。字間を空けたり、改行して書くようにします。段落の行頭も空けないようにしましょう。

また「切れる」「去る」「枯れる」などの忌み言葉や、別れや終わりを連想するような言葉は使わないように気をつけましょう。繰り返しを意味する「重ね重ね」「再び」などの言葉も避けましょう。

いくつか招待状の返信はがきに書くメッセージの例文を紹介していますので参考にして下さい。

返信メッセージ文例(出席の場合)


結婚式の招待状の返信はがきに書くメッセージの文例(出席の場合)を紹介します。

結婚をお祝いする言葉や、招待してくれた事への感謝の気持ちをメッセージとして書けば良いでしょう。また結婚式の主役である新婦のことを書くのが良いようです。

▼文例1:最もオーソドックスな文章
ご結婚おめでとうございます
お招きいただきましてありがとうございます
喜んで(謹んで)出席させていただきます

▼文例2:新婦の友人として出席する場合
お招きいただきありがとうございます
お二人の晴れの門出に立ち合わせていただくことをとても嬉しく思っております
○○さんの花嫁姿を楽しみにしています

▼文例3:新郎の友人として出席する場合
ご結婚おめでとうございます
ご自慢のきれいな新婦さんにお目にかかるのを大変楽しみにしています

句読点のないメッセージは多少の違和感を感じるかもしれませんが、見る人が見ればちゃんとわかってくれます。
結婚式の招待状は招待してくれた2人へのお祝いと感謝の心を込めて返信しましょう。

返信メッセージ文例(欠席の場合)


都合のつかない仕事や家族の行事で欠席する場合は、できるだけ具体的に理由を書き添えるようにしましょう。
しかし「多忙」や「忙しい」は相手側に失礼に当たるので使わないようにしましょう。

また弔事と重なったり、家族や本人のケガや病気の場合など、その理由をはっきりと書かないようにするのがルールですので特に気をつけましょう。

▼文例1:仕事や家族の行事でどうしても外せない場合
この度はご結婚おめでとうございます
出席できるようにスケジュールを調整をしたのですが
あいにく長期出張の予定があるために欠席させていただきます

▼文例2:家族の行事
御結婚おめでとうございます
お招きいただきありがとうございます
あいにく長男の入学式と重なりますので欠席させていただきます。

▼文例3:喪中・家族や本人のケガや病気の場合
この度はご結婚おめでとうございます
お招きいただきありがとうございます
やむをえない事情があり欠席させていただきます

※「やむをえない事情」とは喪中やケガ・病気の場合に使われることが多いので、はっきりと理由を書かずとも先方は事情を察してくれます。

▼文例4:他の結婚式と重なった場合
この度はご結婚おめでとうございます
あいにく先約がございまして欠席させていただきます

お招きいただきありがとうございます
あいにくはずせない用事がございますので欠席させていただきます。

※ほかの結婚式と重なった場合は、理由をはっきりと書かないようにしましょう。

結婚式に招待してくれた2人へ失礼のないように心を込めて返信しましょう。

返信はがきの書き方(宛名側)


宛て名の「○○行」の「行」の部分を二重線か斜線で消して、「様」に書き直します。この時×印や黒く塗りつぶしたりしないように。

棒線で二本線か斜線で消します。できれば定規などを使用してキレイな線を引いたほうが見た目にも綺麗です。

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返信はがきの書き方(裏側)


▼出席の場合

まずは御出席の「御」を二本線か斜線で消して「出席」を丸で囲みます。また「御住所」の「御」と、「御芳名」の「御芳」も敬語になるので二本線か斜線で消します。そして「御欠席」を二重線か斜線で消します。

下の余白には「このたびはご結婚おめでとうございます」「喜んで出席させていただきます」などのメッセージを書き添えます。例文を紹介していますので参考にして下さいね。

▼欠席の場合

御欠席の「御」を二本線か斜線で消し「欠席」を丸で囲みます。また出席の場合と同様に「御住所」の「御」と、「御芳名」の「御芳」も二本線か斜線で消します。そして「御出席」を二重線か斜線で消します。

下の余白には欠席の場合であっても必ずお祝いのメッセージを入れて、欠席の理由を書き添えます。例文を紹介していますので参考にして下さい。

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